いずもAGA美容クリニック
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ミノキシジルの副作用は?外用・内服の違いと注意点

更新 2026年8月4日監修:桂 文裕(医学博士)

ミノキシジルの副作用は、「外用薬(塗り薬)」と「内服薬(飲み薬=ミノキシジルタブレット)」で種類や範囲が異なります。外用は主に頭皮のかゆみ・かぶれなど塗布部位の皮膚症状が中心とされ、内服は動悸・むくみ・多毛など全身性の症状が報告されています。また、内服(ミノキシジルタブレット)は国内未承認です。外用薬についても、一般に国内で発毛剤として承認されているのは低濃度(目安として男性5%・女性1%)で、当院で扱う高濃度の外用はこれを上回るため、濃度によっては未承認・適応外に当たる場合があります(承認区分は診察でご確認ください)。この記事では、外用・内服それぞれの主な副作用、多毛や初期脱毛、注意点を医師監修で解説します。副作用や効果の現れ方には個人差があります。

この記事のポイント(結論先出し)
– ミノキシジルには「外用薬(塗り薬)」と「内服薬(飲み薬=ミノキシジルタブレット)」があり、副作用の種類・範囲が異なります。外用は主に頭皮の皮膚症状、内服は動悸・むくみ・多毛など全身性の症状が中心とされます。
– 内服(ミノキシジルタブレット)は国内未承認で、日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)でも推奨度D(行うべきではない)と位置づけられています(外用は推奨度A)。当院では、この位置づけと副作用をご説明したうえで、ご希望と状態に応じて選択肢の一つとしてご提案しています。
– 外用薬も、国内で承認された発毛剤は低濃度(目安として男性5%・女性1%)で、当院で扱う高濃度の外用(男性7%・10%・15%/女性2%)はこれを上回るため、濃度によっては未承認・適応外に当たる場合があります。効果・副作用の現れ方には個人差があります。
多毛(体毛が濃くなる)や初期脱毛(治療初期の一時的な抜け毛)は、いずれも起こりうる変化です。気になる症状は自己判断せず、診察時に医師へご相談ください。当院は18歳以上が対象、初回カウンセリングは無料です。

ミノキシジルとは?外用と内服の違い

ミノキシジルとは、毛包に作用して頭皮の血流を促し、発毛を支えるとされる成分です。AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性の薄毛)の治療で用いられ、使い方には大きく「外用薬(頭皮に塗る)」と「内服薬(飲む=ミノキシジルタブレット、通称ミノタブ)」の2種類があります。薄毛が進む仕組みそのものについてはAGA(男性型脱毛症)とはで解説しています。

この「外用」と「内服」の違いは、副作用を理解するうえでの出発点です。薬剤がどこに・どの範囲で作用するかが違うため、起こりやすい副作用も変わってきます。主な違いを整理すると、次のとおりです。

比較軸 外用(塗り薬) 内服(飲み薬)
使い方 頭皮に塗る 飲む(ミノキシジルタブレット)
作用する範囲 主に塗布した部位(頭皮) 全身
国内での承認 低濃度(目安として男性5%・女性1%)の発毛剤は承認済み/当院で扱う高濃度(男性7%・10%・15%/女性2%)は濃度によっては未承認・適応外に当たる場合があります 国内未承認(医師の個人輸入による製剤を用いる場合があります)
主な副作用 頭皮のかゆみ・発疹・かぶれ・乾燥などの皮膚症状/まれに動悸・むくみ 動悸・むくみ・血圧の変動・多毛・肝機能への影響などの全身性の症状
多毛の出方 塗った部位の周囲や液が付着した部位 顔・腕・背中など全身
日本皮膚科学会GL2017の推奨度 A D(行うべきではない)
当院の費用の目安(税込) 月額¥11,000 月額¥8,800〜¥13,200(用量やTypeにより異なる)

※副作用の現れ方には個人差があり、表の内容が必ず起こるわけではありません。推奨度は日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』での位置づけで、次項で説明します。

診療ガイドライン(2017年版)での位置づけ:外用は推奨度A、内服は推奨度D

日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)では、ミノキシジルの内服は、発毛剤としての有用性に関する臨床試験が実施されていないことなどから推奨度D(行うべきではない)と位置づけられています。一方で、外用推奨度Aとされています。あわせて、内服(ミノキシジルタブレット)は日本国内で医薬品としての承認を受けていません。

当院では、この位置づけと副作用・国内未承認であることを診察時にご説明したうえで、ご希望と状態に応じて選択肢の一つとしてご提案しています。内服をご希望の場合も、持病・服用中のお薬・血液検査などの結果を確認したうえで慎重に判断します。

内服(タブレット)は国内未承認、外用も高濃度は承認の範囲を超える場合がある

「内服薬(飲み薬=ミノキシジルタブレット)」は、日本国内では未承認です。もともとミノキシジルは血圧を下げる薬(降圧剤)として開発された成分で、内服では全身に作用します。

一方、「外用薬(塗り薬)」についても注意が必要です。一般に国内で発毛剤として承認されているのは低濃度のミノキシジル(市販の発毛剤で目安として男性5%・女性1%)ですが、当院で扱う外用ミノキシジルは男性7%・10%・15%、女性2%と高濃度で、国内承認の発毛剤の濃度を上回ります。そのため、濃度によっては未承認・適応外(医師の個人輸入による製剤を含む)に当たる場合があります。「外用だから承認されていて安全」と単純に考えず、内服と同様に副作用・リスク・費用を理解しておくことが大切です。具体的な承認区分・入手経路は診察時に医師へご確認ください。

当院では、内服(ミノキシジルはフィナステリドや亜鉛と組み合わせて処方する場合があります)と外用の両方を扱っていますが、進行度や体質を確認したうえで医師が選択し、経過を見ながら調整します。同じAGA治療薬でも、フィナステリドとミノキシジルでは働き方も副作用も異なるため、両者の比較はフィナステリドとミノキシジルの違いで解説しています。どちらを用いる場合も、期待できる変化だけでなく副作用・リスク・費用をあわせて理解しておくことが大切です。

ミノキシジル外用薬(塗り薬)の主な副作用

外用ミノキシジルは薬剤が主に頭皮に作用するため、塗布部位の皮膚症状が副作用の中心とされています。一般に報告されているものには、次のようなものがあります。

  • 頭皮のかゆみ・発疹・赤み・かぶれ(接触皮膚炎)
  • 頭皮の乾燥・フケ・熱感・ヒリつき
  • 塗った部位の周囲や、液が付着した部位の多毛(後述)
  • 使い始めの一時的な初期脱毛(後述)
  • まれに、過剰に吸収された場合の動悸・むくみなどの全身症状

これらは起こり方に個人差があり、必ず生じるものではありません。なお、当院で扱う外用は高濃度(男性7%・10%・15%/女性2%)で、国内で承認された発毛剤(目安として男性5%・女性1%)より濃度が高いため、皮膚症状などの反応が出やすい可能性も指摘されます。皮膚症状が強い場合や続く場合は、使用を続ける前に医師へ相談することが目安です。外用薬の費用は月額¥11,000(税込)で、濃度など詳細は料金のご案内(/aga/#pricing)をご覧ください。

ミノキシジル内服(ミノキシジルタブレット)の主な副作用

内服のミノキシジル(ミノキシジルタブレット)は薬剤が全身に作用するため、外用に比べて全身性の副作用が生じうるとされています。前述のとおり内服は国内未承認で、日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)でも推奨度D(行うべきではない)と位置づけられており、一般に次のような副作用が報告されています。

  • 動悸・頻脈・胸の違和感(血管拡張作用による)
  • むくみ(浮腫)・体重増加(体液がたまることによる)
  • 血圧の低下・変動、めまい・立ちくらみ
  • 顔・腕・背中など全身の多毛(体毛が濃くなる)
  • 肝機能への影響
  • まれに心臓周囲に水がたまる(心膜液貯留)など心血管系への影響
  • 使い始めの一時的な初期脱毛

いずれも起こり方には個人差があり、体質や持病(心臓・腎臓・血圧の病気など)によっては注意が必要です。当院では、内服を検討する際に血液検査などで状態を確認したうえで慎重に判断します。動悸・強いむくみ・息切れなど気になる症状があれば、自己判断で続けず医師へご相談ください。内服薬の費用の目安は月額¥8,800〜¥13,200(税込・用量やTypeにより異なる)です。

自由診療・未承認医薬品に関する記載
– 本記事で触れるミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)は、日本国内で承認されていない未承認医薬品です。また、当院で扱う高濃度の外用ミノキシジル(男性7%・10%・15%/女性2%)も、国内で承認された発毛剤の濃度(目安として男性5%・女性1%)を上回るため、濃度によっては未承認・適応外に当たる場合があります
入手経路:内服、および国内承認の範囲を超える高濃度の外用は、医師の個人輸入による製剤を用いる場合があります。具体的な製剤・入手経路は診察時にご確認ください。
国内で承認された同種・同効の医薬品の有無:AGAの内服では、フィナステリドなど国内で承認された治療薬があります。外用では低濃度のミノキシジル発毛剤(目安として男性5%・女性1%)が国内で承認されていますが、当院で扱う高濃度の外用や内服(ミノキシジルタブレット)はこれに該当しません
重大な副作用:内服では動悸・むくみ・血圧の変動・体毛が濃くなる(多毛)・肝機能への影響などが報告され、まれに心血管系への影響が生じる可能性も指摘されています。外用では頭皮のかゆみ・かぶれなどの皮膚症状が中心で、まれに過剰に吸収された場合の動悸・むくみが生じることがあります。いずれも現れ方には個人差があります。
– これらは自由診療(保険適用外)であり、未承認・適応外の医薬品については、万一健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象外となります(同制度は国内で承認された医薬品を適正に使用した場合の副作用を対象とするため、未承認・個人輸入の医薬品は対象になりません。参考:PMDA『医薬品副作用被害救済制度』)。

ミノキシジルの多毛(体毛が濃くなる)について

多毛とは、頭髪以外の体毛が濃く・太くなる変化です。ミノキシジルは頭髪以外の毛にも作用しうるため、特に内服では顔・腕・背中・手の甲などの体毛が濃くなることがあります。外用でも、塗った部位の周囲や、液が付着した部位に多毛がみられることがあります。

一般に、多毛は使用を中止すると徐々に元へ戻っていくことが多いとされていますが、程度や戻り方には個人差があります。ムダ毛の増加が気になる、目立つ部位に出て困る、といった場合は、自己判断で中止する前に医師へ相談し、用量や治療法の見直しを含めて検討することが目安です。なお、治療そのものを中止した場合に髪がどうなるかはAGA治療をやめたらどうなるかで解説しています。

ミノキシジルの初期脱毛(治療初期の抜け毛)について

初期脱毛とは、ミノキシジルなどの治療を始めた初期に、一時的に抜け毛が増える現象です。乱れていたヘアサイクル(毛周期)が整う過程で、休止期の古い毛が新しい成長期の毛に押し出されて抜ける「生え変わり」の一部と考えられています。

時期や期間には個人差がありますが、一般に使い始めてまもなく始まり、数週間から1〜2か月程度で落ち着いていくことが多いとされています。「治療を始めたのに抜け毛が増えた」と不安に感じやすい時期ですが、多くはヘアサイクルが切り替わる過程とされます。時期や量の目安をもう少し詳しく知りたい方はAGAの初期脱毛はいつまで続くかもあわせてご覧ください。ただし、長引く・抜け方が明らかに強い・不安が強い場合は、他の原因の可能性もあるため、自己判断で中止せず医師へ相談してください。効果を実感するまでの目安は3〜6か月程度とされますが、これにも個人差があります。

副作用を踏まえた注意点と当院の考え方

ミノキシジルは、外用・内服いずれも効果とあわせて副作用・リスク・費用を理解したうえで使うことが大切です。特に内服(ミノキシジルタブレット)は全身に作用し国内未承認であるため、持病・服用中の薬・体質によっては向かない場合があります。また、当院で扱う外用も高濃度で、濃度によっては未承認・適応外に当たる場合があり、承認区分は診察でご確認ください。市販の外用薬を含め、自己判断で始めたり量を増やしたりせず、まず医師に相談することをおすすめします。

いずもAGA美容クリニックでは、Web予約 → 医師による無料カウンセリング → 診察・頭皮チェック(マイクロスコープ検査など)という流れで、まず現在の状態を確認します。内服を検討する場合は、必要に応じて血液検査などで安全性を確認したうえで、進行度や体質に合わせて医師がオーダーメイドで治療法・用量を選択し、経過を見ながら調整します。治療の対象は18歳以上で、相談だけ(無料カウンセリングのみ)も可能です。治療開始後に気になる症状が出た場合も、いつでもご相談いただけます。

治療内容・料金の詳細はAGA・FAGA治療のご案内(/aga/)および料金のご案内(/aga/#pricing)をご覧ください。

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関連ページ・ご相談

ミノキシジルの副作用が気になる場合は、市販薬を含め自己判断で始める前に、一度医師にご相談ください。まず現在の状態を確認したうえで、副作用も踏まえた治療の選択肢を一緒に考えられます。


監修:桂 文裕(医学博士) / 公開日:2026-07-18 / 最終更新:2026-07-20

参考文献

よくある質問

ミノキシジルの副作用にはどんなものがありますか?

ミノキシジルの副作用は、使い方(外用か内服か)によって異なります。外用薬(塗り薬)では頭皮のかゆみ・発疹・かぶれ・乾燥など塗布部位の皮膚症状が中心とされ、内服薬(ミノキシジルタブレット)では動悸・むくみ・血圧の変動・多毛・肝機能への影響など全身性の症状が報告されています。いずれも起こり方には個人差があります。

ミノキシジルの内服と外用で副作用は違いますか?

はい、範囲が異なるとされています。外用は薬剤が主に頭皮に作用するため皮膚症状が中心で、内服は全身に作用するため動悸・むくみ・多毛などの全身性の副作用が生じうるとされています。なお、内服のミノキシジル(ミノキシジルタブレット)は国内では未承認です。詳しくは診察時に医師へご確認ください。

ミノキシジルタブレット(内服)は安全ですか?

ミノキシジルの内服薬は日本国内で承認されていない未承認医薬品で、当院では医師の個人輸入により入手しています。日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)では、内服は発毛剤としての有用性に関する臨床試験が実施されていないことなどから推奨度D(行うべきではない)と位置づけられています(外用は推奨度A)。動悸・むくみ・血圧の変動・多毛などが報告されており、安全に使えるかは体質や持病により異なるため、医師の診察・血液検査などで確認したうえで判断します。

ミノキシジルで体毛が濃くなる(多毛)のは治まりますか?

ミノキシジルは頭髪以外の体毛にも作用しうるため、特に内服では顔・腕・背中などの体毛が濃くなる(多毛)ことがあります。一般に、使用を中止すると徐々に元へ戻っていくことが多いとされますが、程度や戻り方には個人差があります。気になる場合は自己判断で中止せず、医師にご相談ください。

ミノキシジルの初期脱毛はいつまで続きますか?

初期脱毛は、使い始めの一定期間に一時的に抜け毛が増える現象で、ヘアサイクルが整う過程で起こるとされています。時期や期間には個人差がありますが、一般に開始後まもなく始まり、数週間から1〜2か月程度で落ち着いていくことが多いとされています。長引く・不安が強い場合は医師にご相談ください。

参考文献

  • 日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(Mindsガイドラインライブラリ)https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00458/ (引用の妥当性は監修医の最終確認要=要確認)
  • 同 本文(PDF)https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
  • PMDA『医薬品副作用被害救済制度』https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0001.html

監修:桂 文裕(医学博士)医師プロフィールを見る

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